ゼロから始める痛風生活

20代で痛風になった男の話

ゼロから始める痛風生活~20代、30代若くして痛風になった人たちへ~

初めまして、私は若くして痛風を発症してしまった30代の男です。

 

このブログは、私がどのようにして、痛風になったか、発症してから痛風との付き合い方、予防対策など、痛風の痛みを知る私が、少しでも皆様のお役に立てればと思い開設しました。

 

特に最近、私のように若い年代で、痛風にかかる人たちが増えているので、食べることが好きな人、運動不足の人、ストレスの多い生活をしている20代、30代の方たちに参考にできる情報お送りしたいと思います。

 

 痛風とは

 

痛風とは体の中に尿酸が溜まり、それが結晶化し骨や間接に付着、蓄積していき

何かのはずみでその結晶がはがれることで、炎症を起こし痛みを発する病気です。

 

 

プリン体の多量摂取などにより血液中の尿酸値が高い状態が続き、高尿酸血症となり、

それを放置した状態にしていると、ある日突然、足の親指の付け根などの関節が腫れ上がり、がまんできないほどの強烈な痛みを伴います。

 

この痛みは大抵一週間ほどで、何事もなかったかのように症状が治まります。

 

しかし、尿酸値が高い状態をそのままに過ごしていると、同じような症状が何度も繰り返し起こることがある恐ろしい病です。

 

私が痛風になったとき

私は25歳の時に痛風になりました。

 

仕事は調理師をしています。

 

その頃は魚を捌いたりする部署にいました

その日は朝から足首に違和感があり、変な感じがしたのですが、

仕事が忙しいため気にしないで作業をしていました。

 

すると、お昼ごろになったときに急に足に今まで体験したこののない激痛がはしった。

 

足を見てみると、足首がパンパンに腫れ上がり、歩くたびに刺すような激痛がしました。

 

最初は何が何だかわかりませんでした。(骨が折れた?なんか足にばい菌でもはいった?)と、思いました。

 

仕事どころではなくなり、その日は仕事を半休して病院に行くことにし、どこの病院へ行けばいいのかネットで調べました。

 

最初は、整形外科とかで見てもらおうと思っていたのですが、自分の症状を調べるうちに痛風というものが浮上してきたのです。

 

じゃあ痛風は、どこで見てもらえばいいんだと、思い調べると、内分泌代謝内科がいいとゆうことで、探してみると運よく会社の近くにあり、そこを受診しました。

 

血液検査をし、医師に診断してもらった結果やはり痛風と診断されました。

 

痛み止めと、尿酸値を下げるくすりを処方してもらい、数日で、痛みは治まりました。

 

本当にあの時の痛みは恐ろしいものでした。

 

痛風になったときどこに行けばいいのか

 

痛風は内科で診察してもらえます。特に内分泌代謝内科がある病院がおすすめです。

 

最近では、痛風専門の科がある病院もあります。

 

初めて痛風にかかる人は、捻挫や、骨折などと、区別がつきにくいので、最初に血液検査をしてもらいましょう。

 

痛風を治すには

 

痛風は発作が起きて痛みがある時は、鎮痛剤で痛みを抑えます。

 

数日経って痛みが治まってから、尿酸値を下げる薬を服用していきます。

 

痛風は、一度発作が治まっても、尿酸値が高い高尿酸血症の状態が続くと、何度も繰り返し痛みを伴う発作を引き起こします。

 

尿酸値を下げる薬を服用しながら、プリン体の少ない食事をとるなどの食事療法を併用し、根気よく治していくしかないのです。

 

また、肥満の方は、尿酸を尿と一緒に体外へ排出する能力が低くなるため、適度な運動をして痩せる必要もあります。

 

食品中に含まれるプリン体の量

 

食品100g中    
きわめて多い 300mg~ 鶏レバー マイワシ干物 イサキ白子 あんこう肝酒蒸し 鰹節 干しシイタケ
多い 200~300mg 豚レバー 牛レバー カツオ マイワシ 大正エビ マアジ干物 サンマ干物
少ない 50~100mg ウナギ ワカサギ 豚ロース 豚バラ 牛肩ロース 牛タン マトン ハム ベーコン つみれ カリフラワー ほうれん草  
きわめて少ない ~50mg コーンビーフ 魚肉ソーセージ かまぼこ 焼きちくわ カズノコ スジコ ウインナーソーセージ 豆腐 牛乳 チーズ バター 鶏卵 トウモロコシ 米飯 サツマイモ パン うどん そば 果物 キャベツ トマト 人参 大根 白菜 海藻類

プリン体が、多いからと言って絶対に食べてはいけないというわけではありません。

量を控え、栄養のバランスの良い食事を心がけましょう

 

ビールよりおつまみに気を付けよう

 

痛風と言えばプリン体のとゆうのは世間一般的によく知られています。

プリン体=ビールなどのお酒というイメージが皆さんは強いはず、

しかし、実は一緒に食べるおつまみにもプリン体が多く含まれていることがあります。

ビールは各メーカーによって異なるのですが、100g中 約5~8㎎プリン体が含まれています。(地ビールなどはもっと多く含まれることも)

おつまみで食べる焼き鳥のもも肉やレバー、スルメ、マグロやイカなどのお造りや枝豆などのほうが、多量に含まれます。

プリン体含有量  各㎎/100g

鳥もも肉・・・122.9

鶏レバー・・・312.2

さきいか・・・94.4

まぐろ・・・157.4

スルメイカ・・・186.8

枝豆・・・47.9

 

と、おつまみで食べている食品のほうが圧倒的に多いのが分かります。

 

じゃあ、お酒だけならいくらのんも飲んでも大丈夫!!

 

とは、残念ながらいかないのです

 

お酒に含まれるアルコール自体が作用し、肝臓で解毒されるときに尿酸のもととなる物質を作り出したり、

 

尿と共に排泄される尿酸を阻害する働きをしてしまう物質を肝臓が出したり、

 

アルコールの利尿作用で、水分の排出量が増え血液中の尿酸が濃縮されるなどするので、

 

お酒を飲まれる方は、やはり節酒はしっかりと、していったほうがいいと思います。

 

お酒よりも牛乳を飲みましょう

 

尿酸は尿を排泄するときに一緒に排泄されます。

 

乳製品、牛乳などは、尿酸の排泄効果を高めることが分かっています。

 

尿酸は、一日に排泄される量は限られています。

 

特に肥満体質によって排泄される量が減少します。

 

そのため、高尿酸血症のリスクが高まります。

 

牛乳などの乳製品をとり、尿酸の排泄量を増やし、高尿酸になることを防ぎましょう。

 

特に牛乳よりも低脂肪牛乳のほうがより高い効果を発揮します。

 

一日コップ一杯で十分効果を発揮します。

 

薬ではないので、即効性はありませんが、毎日摂取することにより尿酸を減少させましょう。 

 

痛風発作を起こさないために 痛風にならないために

まず、高尿酸血症にならないように尿酸値を下げましょう。

 

プリン体の多い食事は避けバランスのとれた食事を心がけましょう。

 

酒類などのアルコールは控えましょう。発作が起きたことのある人は禁酒をお勧めします。

 

それでも飲みたい方は、節酒を心がけてください。ワインなどのポリフェノールを多く含むものは、尿酸の排泄を助けるので、他の酒類よりはよいでしょう。

 

甘いお菓子やスイーツ、ジュースも尿酸値を高めます。食べすぎ、飲みすぎないよう注意しましょう。

 

肥満の方は痩せましょう。肥満になると体内で血糖を処理するインスリンが余ってきます。

インスリンが多くなると、尿酸の排泄を阻害するため、高尿酸になりやすくなります。

 

体重を落とすことで、それは改善されるので、太っている方は、ダイエットをお勧めします。

 

野菜の多くは尿酸を排泄しやすくするため積極的に取りましょう。

 

水を多く飲むことは、尿酸値を大きく下げるわけではないのですが、尿酸値の上昇や結晶化を予防してくれます。

 

発作を起こしたあることがある人は病院で処方してもらう薬で尿酸値を下げることを中心に、高尿酸血症の人は食事療法が中心となる。

まとめ

痛風 とは、食品から摂取したり体の中で作られるプリン体が、尿酸となり

プリン体の多量摂取 などにより体内に蓄積され高尿酸血症になり、その状態を放置することにより、尿酸が結晶化しある日突然痛風発作が起きます。

 

痛風発作は、足の親指などの関節部などに発症し、激しい痛みを伴います。

 

 発作が起きたときは、内科、循環器内科などをを受診し、鎮痛剤や尿酸値を下げる薬を貰いましょう。

 

プリン体の多い食品を避け、バランスの良い食事を心がけましょう。

 

お酒は、含まれるアルコールの作用で、尿酸値をあげるので、出来れば禁酒、節酒しましょう。

 

肥満の人は高尿酸になりやすい傾向があるため体重を落とすことをお勧めします。

 

痛風高尿酸血症は、症状が治まったからと言って完全に治ったわけではありません。

根気よく治療してきましょう。

 

最近では尿酸値を下げるサプリメントやヨーグルトなども出ているので、うまく活用してもいいでしょう。 

 

痛風対策料理~魚肉ソーセージとトマトの卵とじ~

私は昔から痛風持ちで、よくお医者様から食生活を見直しましょうと言われるのですが、

 

実際どんな食材がよくて、どんな料理を食べればいいのかわかりませんでした。

 

なので、今までにプリン体含有量や痛風対策にいい食材などを調べて、

 

調理師である私が、これまでに作ってきた痛風対策料理をご紹介します。

 

 

 今回は、プリン体の少ない食材で作りました。

 

魚肉ソーセージとトマトの卵炒め

材料

魚肉ソーセージ  1本

トマト      1個

卵        2個

オリーブオイル  15cc

塩        少々

コショウ     少々

魚肉ソーセージ
トマト
卵




まず、材料をカットして卵も溶いておく

 

カットした魚肉ソーセージ、トマト

フライパンにオリーブオイルを引き

フライパンに油をひく

魚肉ソーセージをに焼き目を付けていく

魚肉ソーセージ魚肉を焼く

トマトを加えさらに炒め、塩、コショウで味をつける

トマトを加えて炒める

卵を加え火が通ったら完成

完成品

 

魚肉ソーセージを炒めることで美味しさが増して、卵とトマトの相性も抜群です。

 

味が物足りない方は、ニンニクやコンソメを入れると美味しく頂けると思います。

 

 

 

今回使った食材の100g中のプリン体含有量

卵        0.0㎎

魚肉ソーセージ  22.6㎎

トマト      0~25㎎

 

卵はプリン体含有量が極めて少ないのでオススメです。

 

トマトは、アルカリ性の食品で、アルカリ性の食品は、尿酸の排出を助けてくれます。

 

ただし、卵は酸性の食品なので、食べすぎには注意してください。

これを食べたからといって痛風にならなかったり痛風が治るわけではありません。

プリン体が少ないからと言って、大量に食べたりしないで、栄養バランスのいい食事と

食べすぎないことを心がけましょう。

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運営者:小遣いが2千円 初出掲載:2020年08月05日

健康にいいけど・・・

 

納豆は多くの人に健康にいいと知られており、私も好きで、昔は小腹がすいたら

おやつ代わりに納豆を食べたりもしていた。

 

しかし、痛風患者の人は納豆の食べすぎには注意しましょう。

 

健康にはいいのですが、納豆に含まれるプリン体の含有量は (113mg/100g)で、

結構高めで、摂取しすぎには要注意です。

 

体にはいいので、取りすぎなければ問題ありません。

 

 

対コロナウイルスに期待のあるアビガンについて

最近、コロナウイルスの蔓延で、治療薬として世界的に注目を浴びるアビガンだが、

痛風患者にとっては、注意しなくては、ならない副作用がある。

そもそも、アビガンとは抗インフルエンザウイルス剤であり

インフルエンザにかかったときに医師から処方されるものである。

このアビガンは痛風又は痛風の既往歴のある患者及び高尿酸血症のある患者は〔血中尿酸値が上昇し、症状が悪化するおそれがあるので、痛風患者にとっては、厄介な副作用である。

様々な、病気がある中で、まさか痛風で、痛い思いをし、こんなことにまで、危惧しなければいけないとは、つくづく健康には気を付けなければいけないと、痛感した。